日本語教師の採用条件

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検定合格者は採用に有利

近年は経済のグローバル化が進んで国際交流が活発となっており、インターネットの世界的普及がその動きを加速させています。情報が瞬時に伝わるIT技術革新を背景として、漫画やアニメなど日本のサブカルチャーも世界的な人気を呼ぶほどに知名度が高まりました。海外渡航が容易になったことも後押しして日本を訪れる外国人観光客は増加していますが、就労等を目的として本格的に日本語を学びたいと考えている外国人も少なくありません。そのような人たちに日本語教育を行う日本語学校でも教師の需要が拡大しており、実際に日本語教師の求人が多く見られるようになっています。日本語教師には特別な資格も不要なため、日常的に日本語を使っている人であれば誰でも教師になれそうなものです。実際には文化の違いをよく理解しながら上手にコミュニケーションを取り、日本語を教えていくには専門的スキルも必要です。そのため大半の日本語学校では、420時間の養成講座修了者か日本語教育能力検定の合格者を採用の条件に挙げています。日本語教育能力検定は年に1回実施され、合格者は日本語学校で教師として採用されるために有利な条件を獲得できるのです。

講座受講が合格への近道

日本語教育能力検定は国家試験ではないため、日本語学校の教師になるために合格が必須条件というわけではありません。一方では日本語教師の求人情報で検定合格を採用条件に挙げているケースが多いというだけでなく、主婦や中高年の人でも多数合格している実例もあります。日本語教育能力検定に合格するためには、受験対策について書かれた書籍などを使って知識を身につける方法もあります。とは言え独学を貫くには大変な努力を要するため、誰でもその方法で確実に合格できるというわけではありません。検定対策を行う通信講座を受講した方がポイントを抑えた効率的な学習ができますので、時間が限られた中では合格への近道と言えます。定年退職後に日本語教師としての再就職を目指す場合など、ある程度の時間がある人は420時間コースの日本語教師養成講座を受けるのもいいでしょう。現在の仕事を続けながら転職先として日本語教師を考えている人も少なくありませんが、そのような場合には自宅での受講が可能なeラーニングスタイルの講座が便利です。ライフスタイルに合わせた学習法を選択することによって、年齡に関係なく誰にでも日本語教師への道が開かれているのです。